ユーゴ・デノワイエ

ブーシェ(肉職人)になるには?

天職との出会い

学校での日々にうんざりし、ずる休みばかりしていたユーゴ・デノワイエは、職業訓練に行くことに。最初に試したのは機械工、その次はウェイター。しかし、何一つ気に入るものがありませんでした。あるブーシュリー(肉屋)に足を踏み入れた、15歳のその日まで。

「初めて肉をさわった時、これこそが私がやりたかったことだとわかった」

仕事は生易しいものではありませんでした。パトロン(オーナー)は皆厳しく、安月給で目一杯働きました。しかし、ユーゴは進むべき道を見つけたのです。12年間、数々の有名なブーシュリー(肉屋)で働いて腕を磨きました。

27歳で、パートナーのクリスと共にパリに初めての店を持ちました。開店直後から、家畜の選別が他店とは違うと名を知られました。二人は最高の品質を求め、フランス中を廻って実際に放牧地に出向き、独自の飼育理論を持つ素晴らしい生産者たちと出会いました。ユーゴには、手をかけて湛然に飼育された、良い家畜を見分ける能力が備わっていました。

ユーゴのこだわりが実を結びました。ある偉大なシェフに見いだされたことをきっかけに、彼の肉はじわじわと認められていきました。そうして、数々の名店に最高品質の肉を供給するようになったのです。

今では、ユーゴの意志に答える生産者たちがいて、シャラント・リムーザン地方に冷蔵室を所有しています。ユーゴは最高の品質の、生きている家畜しか買い付けません。名店との取引は、ユーゴに妥協を許さない信念と、弛まない自己への探求とをもたらしています。その高いクオリティへの追求は、全てのお客様にご満足頂く為のものなのです。